JAFFについて
"JAFF"は、日本の自然公園から電波を出して交信したり、自然公園から発信している局と交信して、運用または交信した公園の数を競うアマチュア無線のプログラムです。
2016年8月8日からその数が一定の数に達した局を表彰する新しいアワードがスタートしました。
これはまた、2012年に始まったWWFF、"WorldWide Flora and Fauna"の一環としての活動で、JAFFの交信は、WWFFのアワードに有効です。
"JAFF"の"JA"は、アマチュア無線の世界で日本のことを意味し、"Flora and Fauna"は、フローラとファウナ、植物相・動物相のことですが、自然公園などの指定は動植物など自然の保護を主な目的としていることと、語感、語呂の良さから、自然公園に関わるアマチュア無線プログラムに使われてきました。
現在、WWFFの組織によって、世界中の自然公園や自然保護区に番号が付けられています。その番号は、どの国でも、国を示す1字または2字のアルファベット、コールサインの代表的プリフィックスに"FF"を付け、これに4桁の連番号を続けたものと決められており、日本の自然公園の番号は"JAFF"で始まります。
もし、バンドを受信していて、"JAFFxxxx"と送信している局が聞こえましたら、このプログラムの参加局で、このホームページのリストで番号を探すと、どこの公園から送信しているかが分かります。
例えば、"JAFF-0001"でしたら、北海道の「阿寒国立公園」です。
2016年には、アメリカ合衆国で、国立公園制度が100周年となることを記念し、全国の国立公園などから電波を出して交信する"NPOTA", "ARRL National Parks on the Air"というイベントが行われました。JAFFは、日本のNPOTAと考えていただいて差し支えありません。
このサイトでは、このように国立公園などの自然公園から電波を出して交信する活動について、そのルール、参加方法などを紹介しています。
JAFFナンバーを送って運用すると、DX、特にヨーロッパから次々と呼ばれます。JAFFの母体であるWWFFのアワード・プログラムの参加者が多いからです。何といってもこれが特長で、このようなプログラムはほかにはIOTAくらいしかありませんが、JAFFはIOTAのように島に渡らなくても、自然公園内からアマチュア無線を運用して楽しむことができます。
コウヤマキ
ニホンザル